あがいてぃーだ(Agai-Teeda)　- 夢への架け橋に残した足跡 -

結局その年、奄美には4回通った

その間、ﾈｲﾁｬｰｶﾞｲﾄﾞの方々にもいろいろとお話を伺い
実際のﾌｨｰﾙﾄﾞも案内していただいた

ｼｰｶﾔｯｸで海上を渡り、ｽｷｭｰﾊﾞで海中を覗いた

両親も連れて行った

ﾎﾃﾙでの求人があったため面接を受けたりもした

｢奄美は生活費がかからないよ　月○○円で暮らせる｣
といった地元の方のお話もよく聞いた

島中を走り回り、貸してくれるという一軒家も見せてもらったりもした

そんな僕を見ていて、
｢本気なら一緒にやらないか!?｣
ﾈｲﾁｬｰｶﾞｲﾄﾞの方から、そんな声も掛けていただいた

大変魅力的な場所であることは間違いない
多くの方々の好意的な対応にも大変感謝している
しかし今一歩踏み出せない

明確な理由は思い浮かばないが、沖縄に心を寄せる者として
やはり"此処"ではない気がした

そう結論付け、奄美大島の検討はこの一年で終えることにした

このとき39歳